日記

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あれは奇跡だったのか。

かつて『Heaven?~ご苦楽レストラン~』がドラマ化されると聞いて、怖いから絶対観ないと決めていたが、友人から制作陣が原作の大ファンらしいと聞かされ視聴した。

キャスティングは完ぺきで(川合くんは髪色もイメージも違ったけど、ドラマの川合くんはこうなのねで納得した)、世界観もバッチリ。

石原さとみとオーナーのシンクロ率の高さ、山縣さんマジ山縣さん。

ドラマに収める都合でシナリオの改変はあったけど、オーナーはオーナーだったし伊賀くんは伊賀くんだった。

原作ラストの「はったりをかますオーナーの背景に動物大量発生→落雷→レストラン全焼→遠い未来のバリ」の流れはどうするんだろう?と思っていたら、そこはバッサリとカットされてたけど。

伊賀くんの「オーナーでも、負けることがあるんですね…?(煽り)」で充分笑わせてもらった。展開は違ってもキャラ解釈はだいたい合ってたから満足。

当時は、やっぱ制作側が原作のファンだとかゆいところに手が届いてイイわー🤗と単純に喜んでいたけれど、あれは奇跡だったと知った。

原作完結から20年近く経っていて、知名度で話題沸騰ともいかないだろうに、変わらず好きでいてくれて、映像化してくれて本当にありがとうございましたという念に変わった。

シェフの出番は少なかったけど、原作のシェフ活躍回は雪まつりで巨大雪像作ったり遭難サバイバル雉狩りだったり…映像化は難しそうだから仕方ない。

ドラマ観た人が原作に流れてきても違和感ないし、あれは本当に良いドラマ化だった。