一つ前、ネオユニ記事の続きです。
メインストーリー2部序盤、キングヘイローとトレーナー過去。
トレーナーの境遇が驚くほど福永祐一(元)騎手。
良血統馬×天才の息子騎手コンビの日本ダービー惨敗を完全再現。
ここまで再現していいのか心配になるほどに。
『天才トレーナ―』チーム=実馬スペシャルウィーク号×武豊騎手(1着)
キングと福永騎手はこの時14着。
私は生中継でレースがやっていても観れない。
時にはレース中に不幸な事故が起きるから、怖くて見ていられないのでテレビから逃げてしまう。(最近も…本当に…つらい…)
なのでインタビューやwebニュース記事から情報を得るしかないのだが、そんな断片的な情報からも、今や押しも押されもせぬ大ベテランとして調教師に転身した福永祐一(元)騎手が、若い頃にコンビを組んでG1を勝たせてあげられなかった実馬キングヘイロー号のことを今でも強く覚えてるんだなぁと思わされる。
21年に福永騎手がキング産駒のピクシーナイトで短距離G1を勝った時の「やっとキングに恩返しが出来た」も。
もし出られるなら有馬でどの馬に乗りたい?という騎手への質問の回答がキングヘイローだったのも。
ウマ娘のトレーナーは一人だけど、リアル競馬だと騎手の変更は珍しくなく。
実馬キングヘイロー号がG1で初勝利を収めた時、騎乗していたのは福永騎手ではなくベテランの柴田騎手。
福永騎手は若手の時にコンビを組んでいたキングヘイローを自分の手でG1勝利させることは出来ないままだったので、その無念は他人の私でも察して余りある。
実馬キングヘイロー号が亡くなった年に、福永騎手はかつてキングが唯一勝利したG1高松宮記念で勝利騎手になって、その際のコメントが「キングが背中を押してくれた」だし、思い入れがもう。
初期実装組のキングシナリオではまだ運営も遠慮してハッキリ描かれてなかったけど、
ウマ娘のキングヘイローが天才母や凄い同期に圧倒されて…という話の構成には、
父親は名騎手、周りには同じく天才の武豊騎手がいて…という福永祐一騎手の境遇も上乗せされていると思う。
ウマ娘キングの母親の戦績は両親のG1勝利数の合計、と言われているが、それは建前で、キングの親の戦績+(祐一騎手の父である)福永洋一騎手の戦績なんだろうな、と勝手に想像していたし、ユーザーの知識が追いついてきた今になって、キングのシナリオをより現実に近づけた形にしてメインストーリー2部序盤に投下されても、うん、大丈夫、飲む。
ところでG1勝利は種牡馬入りの絶対条件ではないらしい。
同世代の名馬たちに比べるとやや劣る戦績のキングヘイロー号は、引退後に種牡馬入りを果たしたものの期待は薄く、良血統の割には種付け料が破格に安かったそう。
でもそのお陰で✨この名血統がこの安価!お得!✨と繁殖牝馬に恵まれたくさんの産駒を残し、しかも意外と産駒がよく走った。
そのお陰で、今更キングヘイロー号のことを知った私も、現在走る競走馬の血統表を見た時に【父の父 キングヘイロー】【母の父 キングヘイロー】の表記を見てニッコリすることが出来る。遅咲きのファンにも優しい世界🌼
高嶺の花になるより、案外これはこれで良かったのかも…???
そして産駒の話題から、地獄のラインクラフト感想に続きます。