日記

カテゴリー(スマホ版は画面下部)で雑記と小説を分けています。

Yeahーーーー!!!!

そうだ、遺影を撮ろう。

と思ったものの遺影って服装とか悩むね。

気に入ってるワンピース着て、とりあえず近場の写真館に「遺影撮りたいんですけど」って電話したら当日OKだったので行ったよ。

 

死んだ祖母がね~~~写真館の人とお友達で、気軽に写真館を利用してたんよね。

小さな個人店で、デジカメやスマホが普及してからは閉店しちゃったけど…。

祖母はまだ元気なうちにそれは美しい遺影写真を撮影してもらって、今も本家のお仏壇にはL版フレームに入った祖母の遺影が飾ってあるんだけど、まぁ可愛いんですわ。

一方、死んだ祖父はそういった用意がなかったので(生前にガッツリ遺影を用意してある方が珍しいかも)、集合写真から抜き出して拡大して背景を合成して…というパターンになってしまってね。

孫の私から見ても伊達男な祖父だっただけに、解像度の低いボンヤリした遺影は祖父らしさが薄くて複雑…。

 

で、ここからなのですよ。

彼らの死後に生まれた親戚の子たちにとっては、部屋に飾ってある一枚の遺影が故人の印象の大半を決めてしまうことにるにさんは気付いた。

そりゃアルバムをめくればイケメンな祖父も出てくるけれど、滅多に引っ張り出さないアルバムに収まった写真よりも、自然と目に触れる場所にある遺影の印象は強い。

 

私が死んだら直葬してくれって身内に言って了承も取ってあるので、葬式用の遺影は要らないんだ。私が欲しいのは、未来の血縁関係の子供たちに「わ~~~こんな可愛いおばあちゃんがいたんだ~~~🥰」って思ってもらうための自宅用の遺影なんだ…!!!

 

で、写真館で撮影して、漠然とコツが分かったので自宅で自撮りと加工もやってみた。

なかなか沼だね。

正直、写真を撮られるのも自分の写真を見るのも凄く苦手なんだけど、祖母の遺影があまりにも可愛くて死後も好評なのが羨ましく、いっちょ頑張ろうと思ってしまう。

幼少期に写真館に連れていかれたことも数知れずだけど、全く気乗りしないのに大人の趣味でヒラヒラのドレスとか着せられて、細かく目線やポーズの注文が来るのってストレスでしかなかったし、「笑って」って言われても楽しくもないのに笑えないし、そもそも着飾ったところで別に可愛くもないし、写真館に良い思い出は無い。

ただ、子供の頃に何回も写真館に通ってたことと、祖母の遺影の件もあって、いきなり一人で見知らぬ写真館に遺影撮影に行くことへのハードルは低かった。

写真館で撮影するのは緊張したけど、自宅で自撮りするのは気楽だし、オタクなので画像いじりも好きだし、遺影の自撮りはなかなか良い沼です。

加工ツールでクマを薄く、顎を細く、肌を明るく…✨

やればやるほど姑息さの集合体と化していく私の遺影🙄

 

写真館の人は「2,3年に一度ポートレートを残す感覚でまた来てね~」という感じだったので、数年生き延びるたびに遺影の更新をする予定。